« 眉間は急所 | トップページ | だったから »

2007年1月16日 (火)

お産

 妻は二度とも早産だった。
 一度は、陣痛室で苦しんでいるうちに生まれてしまった。段階がよくわからずに、私は片手で妻の背中をさすりつつ、片手でお産の本を読んでいた。妻は爪でかべをがりがりやっていた。ベテランの看護婦がやってきて、若手の看護婦をまあこんなになるまでしてとしかりとばして、陣痛室でお産の準備をして、先生がきてとりあげた。
 生まれた赤子は、さいしょは、うんともすんともいわなかったが、陣痛室から、手術室へ看護婦が連れて行くと、手術室から産声が聞こえてほっとした。
 二回目は同じ病院だったが、まだまだ時間がかかりますからねと言われて、昼食にラーメンを食べに行くと、戻ったときには生まれていた。
 二度とも立ち会えなかったが、血に弱いので、その点ではありがたかった。

|

« 眉間は急所 | トップページ | だったから »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/103175/13512857

この記事へのトラックバック一覧です: お産:

« 眉間は急所 | トップページ | だったから »