« 乗車あれこれ その二 | トップページ | 携帯電話で連絡は »

2006年12月19日 (火)

四谷怪談の仕掛け

 先日、某大型書店の演劇書の棚前にいると、大学生らしき男性とその親御さんらしき男性の二人づれがきた。どうやら、四谷怪談の提灯抜けなどの仕掛けが知りたいらしい。ここで、「お若い人、お困りのようですが……」と声を掛ければ、柳家喬太郎の「寿司屋水滸伝」だが、私はとても内気なので、少し横の棚で謡曲の本を手に取りながら、二人がそういった本が調べられるかどうか、ちらちら横目で見るだけにした。

 江戸時代の本だと三亭春馬『御狂言楽屋本説』に詳しい。国立劇場芸能調査室が、影印に服部幸雄の解説を加えて『歌舞伎の文献』シリーズの第二巻として、出版しているが、これは新刊書店では手に入らない。
 新刊本なら、釘町久磨次『歌舞伎大道具師』(青土社、1991.9)が実際に舞台で使用する立場で解説を加えている。
 また、服部幸雄編『歌舞伎をつくる』(青土社、1999.1)でも、八代目坂東三津五郎、藤浪与兵衛、長谷川勘兵衛、服部幸雄の座談で、四谷怪談の仕掛けが解説してある。

 さて、二人連れはどうなるかと、やきもきしたが、店員を呼ぶということで落着。入れ替わりに去ったので、店員が二人の質問に答えられたかどうか、私は知らない。
 

|

« 乗車あれこれ その二 | トップページ | 携帯電話で連絡は »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/103175/13123750

この記事へのトラックバック一覧です: 四谷怪談の仕掛け:

« 乗車あれこれ その二 | トップページ | 携帯電話で連絡は »