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2006年12月25日 (月)

すべてはやる気

 学習において、最重要視すべき要素は、学習者のやる気である。よって、指導者も学習者のやる気をいかに引き出すかをまっさきに検討しなければならない。

 すばらしいメソッドに、すばらしい教材をつかっていて、快適な建物をはじめ、すばらしい環境で教えていようとも、学習者にやる気がなければ、身につかない。

 やる気を引き出すために、金銭的な見返りをほのめかしたり、あるいは将来手にはいる名誉をちらつかせるのは、無駄ではなく、ときにはかなり有効である。

 だが、学習がとても嫌なのに、褒美とひきかえに、学習を実行させている状況は、学習者はもとより、指導者にとっても、不幸な状況といわざるをえない。

 教えられた対象を、学習者が知るに従って、学習者自身の興味が増大していくことが望ましい。勉強だからつまらなくてあたりまえ、なのではなく、勉強はすればするほど、知識が増大するので、広い視野、高度な視点からとりくむことができ、以前よりも楽しくなるのが正しい。もちろん、解くべき問題も難しくなるので、頭をより悩ますが、解けたときの喜びは、簡単な問題より、大きなものになるはずである。

 指導者にとって、学習者に適切な負荷をあたえることが必要である。これは指導者が、うけもつ学習者の人数が少なければ少ないほどよいことを意味する。理想は、一対一であるが、そのような状況はなかなか得られない。
 
 指導者にとって、多種多様である学習者がどのような段階にあり、どのような課題をあたえていけばよいか、常に気を配っておかねばならない。

 何かを教えるという経験がいささかなりともある人にとって、上記の内容は自明である。よって、このようなことを書くのはきわめて面はゆいのだが、教育に携わっているにもかかわらず、よく理解していない人もいるようなので、このつぶてもどこかであたることもあるかしらんと、あえて記した。

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