« 鯨の味 | トップページ | 東京ドーム何個分? »

2006年11月28日 (火)

俳句をすると

 興味はあるが、人生でおそらく手が回らないと思うのは俳諧(俳句)の研究である。小西甚一『俳句の世界 -発生から現代まで』(講談社学術文庫)をはじめ、岩波文庫の『蕪村俳句集』『一茶俳句集』『芭蕉七部集』『おくのほそみち』(そういや自筆本の複製も持っていた)など、けっこう買ってはいる。いつかは読むものと思っているが、余裕がない。
 
 さいきんになって『寺山修司の俳句入門』(光文社文庫、2006.9)が出た。もちろん、本人の編集ではない。寺山の俳句と俳句にまつわる文章や発言を集めた本である。寺山といえば、短歌である。俳句はそのつぎ。オリジナリティも高く評価されていないのはたしか。とはいえ、好きな寺山のことなので、買ってしまった。

 実を言うと、研究はともかく、折をみて俳句の実作をやってみようかと思っていた。

 だが、『寺山修司の俳句入門』を読んでわかった。俳句に携わるとかなり面倒のようだ。句会に入り、点者に指導してもらい、高点句を同人誌に載せてもらう。寺山の発言や文章も、句会や同人誌を念頭において、どう詠むかというもの。
 
 もちろん、自己流よりは指導の先生がいる方が上達も早いだろうし、句会仲間と詠んでいくのも楽しいかもしれない。同人誌に載るのもうれしいだろう。

 でもなぁ、そういう世界は文学研究で、もう十分だよ。俳句ぐらい、好き勝手に詠んでみたいと思うがね。そういうわけで俳句はいよいよお預け。本記事の題名に、俳句を詠むと、でなく、俳句をすると、と書いたのは間違いではない。
 

|

« 鯨の味 | トップページ | 東京ドーム何個分? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/103175/12852496

この記事へのトラックバック一覧です: 俳句をすると:

« 鯨の味 | トップページ | 東京ドーム何個分? »