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2006年10月20日 (金)

スポーツ中継とカメラ サッカー編

 サッカーはテレビ中継に向いていないスポーツである。
 区切れがないので、CMが入れられないとか商業的な面はまず措き、競技を純粋に映しやすいかを論じよう。

 ハイビジョンでない映像では、画面に映らない選手が多い。サッカーの醍醐味として、後ろの選手の攻撃参加がある。長い距離を走って、突然画面に登場するのだが、その長い距離を走っている行程は当然写らない。

 まだ、日本代表の試合のチケットが簡単に手に入ったころ、左サイドバックの相馬直樹が長い距離を走って攻撃に参加するのを見て、感動した。

 日本代表もオシム体制になって、テレビで映しにくくなった。
 ジーコ監督時代に比べて、足下でボール保持をする時間は少ないので、ワンタッチツータッチで次の選手に出してしまう。一人の選手をじっくり撮る機会が少なくなった。
 前線に素早く送るので、カメラの振る速度が間に合わないことがある(パンして対応するようになった気がする)。
 選手はめまぐるしく動いて、アナウンサーが実況で追えない場合も多い(ジーコ時代でもおえていないアナウンサーはいましたが)。
 フリーキックもリスタートが早い。ジーコ時代は中村俊輔がFKを蹴る場面など、野球的な盛り上がりのある絵が作れた。
 こういったことを考えると、ジーコ監督時代のサッカーがいかにも「電通好み」だったとわかる。

 ハイビジョン化(16:9)による画面構成が主流になることで、映る選手は増え、現在の問題はあるていど解消する。
 それより、思い切ってカメラを高い位置にもっていって、斜め上空からグラウンド全体を俯瞰する映像は作れないか。
 今のテレビ映像は、各選手のボールさばきをじっくり見られるが、選手全体の動きだけをおっておきたいというフォーメーション好きも少なくないはずである。
 
 まあ、私みたいに引きの絵が好きな人は、競技場に観戦に行くべきなんでしょうがね。

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