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2006年9月 1日 (金)

北海道はアイヌで

 北海道旅行の際に、旭川出身の剣道の後輩から、見どころを指南してもらった。だいたいが、ガイドブックに載っていたのだが、アイヌ関係のものは本になかったので、ありがたかった。
 旭川の川村カ子トアイヌ記念館に行ってきたのだが、道路から一歩はいると別の空気が流れている。遊んでいる子どもたちもどことなく雰囲気が違う。
 記念館に入って、置いてあるアイヌの歴史のビラを手にとったのだが、岩手であったアテルイの乱から書いてある。
 いろいろと参考になったし、知的な関心は満たされた。でも、残念ながら、全体的に暗いなぁというのが印象。
 私のような旅人は、北海道ならアイヌ!ぐらいの結びつきと宣伝がされているのか、と思っていた。全然控えめ。私は無知なので、北海道の人にとってのアイヌは、長崎人(私がそうです)にとっての「唐人」や「阿蘭陀人」のようなものかと思っていた。予想はまったく外れた。
 歴史に苦難があって、いまさらアイヌを全面に押し出すのも商業利用であって、アイヌの人たちもいやなんだろう。
 また、北海道の人たちも、全然それまで土地にいた人たちとの連続性を感じていないようである。すぐ青森まで南下すれば、寺山修司的な土着の世界が展開するのに、北海道は、よくもわるくもカラっとしている。
 それにしても、なんだかもったいないと思ってしまうのは、観光で立県している長崎に私が生まれ育ったせいなのか。

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