« イヤホン | トップページ | 前向き小町 »

2006年9月29日 (金)

小型書店の立場

 さいきん用があってとなり駅によく行く。ついでにそこにある中型書店に寄っていく。先日、とある新刊本を買うつもりで探したが、置いてなかった。近所に小型書店が二つあるので、ものはためしとまわってみた。

 一店目はこぎれいなのだが、単行本はほとんど置いていない。雑誌とマンガがほとんどである。雑誌もコンビニエンスストアでほとんど買えるものだし、何が主力商品なのかよくわからない。

 二店目は、駅前にあるのだが、ものすごーく寂れている。店内がまず暗い。配本された本が、横積みになったまま店のあちこちに置いてある。近所の某大学の工学部の大学生をあてにしているのか(女子学生が集まらないのか学園祭でミスターコンテストをやっているぐらいだ)、エロ系の雑誌、写真集がとても充実している。

 が、置いてある写真集など、私が独身時代(五年以上前)に知っていたアイドルのもので、どのくらい放置されていたのか、ほとんどの表紙が色あせている。

 店主を見ると、たばこ屋にいるのが似合いそうな眼鏡をかけた老婆である。道理で本の整理もままならないわけだ。
 なんとか潰れずにやっているのは、それなりに利益があがっているのだろうか。

 こういった小型書店の存在意義がよくわからない。どうやったら利益があがるのかもよくわからない。

 さいきん、近所で飲食店、文房具店など相次いで閉店しているので、商売は厳しいものだと感じる。

 ただ、こういった書店の文庫コーナーで、返本忘れで置かれている少し古い文庫本を探すのは楽しい。中村真一郎『王朝物語』(新潮文庫、1998.1)は埼玉の小型書店で買った本だが、とても当たりだった。

|

« イヤホン | トップページ | 前向き小町 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/103175/12082833

この記事へのトラックバック一覧です: 小型書店の立場:

« イヤホン | トップページ | 前向き小町 »