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2006年5月 5日 (金)

取り急ぎ用件まで

 手紙やメールの末尾はなかなか難しいもので、一時期は「取り急ぎ用件まで申し上げます」をよく使っていた。最近、使わなくなったのは、他人からのメールにそう書いてあって、あまりいい気がしなかったからである。
 「学兄」「貴兄」を相手に使う場合、一人称に「小生」を用いる場合は、相手が年下に限ることはよく知られている。「学兄」「貴兄」と呼ばれる手紙やメールをもらっても、まったく気にならない。だが、自分から年下の人にそれを使う気はさらさらない。じじむさいし、恥ずかしいからである。
 相手が「山田太郎」なら「山田様」でとどめて、下の名前を書かない尊敬の仕方は確かにある。だが、ちょっとした後輩ていどの関係で、「○○様」と名字だけが書かれたメールや手紙をもらうと、なんだか気まずい。もっと尊敬する対象があるだろう。
 気になるのは、差出人が「山田」とか、名字だけで署名している場合である。あるゼミの若い人たちから、名字のみの署名のメールを続けざまに貰い、最近は名字だけが尊敬なのと、気安い関係なこともあって、聞いたが、やっぱりこれはいやみである。言いたくなる自分に未熟さを感じる。

 私のブログは書きためてから、一日一記事ずつ載せています。これを書いた一週間ほどあとに、いろいろ事情があって、「取り急ぎ用件まで」も「貴兄」も「小生」も使ったメールを書くことがあって、さらには名字のみのメールも貰うことがありました。
 別に不愉快な体験ではなかったのですが、人生そんなもんです。

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» 殿と様 [Thinking-Masa]
Iwademoさんがメールの末尾について、記事をアップされていましたが、そういう中にあって、文頭の”殿”と”様”の使い分けも良くわからないところがありますね。 自分の中では、上司や年上の方には”様”を使い、後輩や同僚には”殿”を使う、という区別をしていたのですが、これまで、”○○ 肩書き+殿”みたいな使い方をされているメールがとても多く、悩んでしまいますね。(きちんと調べれば良いのですが。) 皆さんはどんな使い分けをされてるんでしょうか?... [続きを読む]

受信: 2006年5月 8日 (月) 00時46分

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