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2006年5月26日 (金)

巻が残った

 Jリーグではジェフを応援しており、細切れながらも、BSやケーブルでジェフの試合は観るようにしているので、巻誠一郎選手がどんなサッカー選手なのかは、それなりに知っていた。
 精力的で献身的な巻選手は好きだったが、代表には選ばれないものと思っていた。ジーコ監督が選手の才能を重視していることを私はかつてブログに書いたことがある(2005.07.20)。調子を落していても、久保選手の才能は折り紙付きである。フォワードの選手としてかならず残るものと思っていた。
 選考の段階で、どの選手が何試合にでて何得点したかがテレビなどでよく引き合いに出されたが、それはさほど重要なことではない。
 現代国語の教師を引き合いにだせば、最初の期末試験が終わる頃には、だいたいの生徒の学力が把握できてくる。生徒の学力を知るのに一番良いのは、文章を書かせることである。
 試験は水物だからよかったりわるかったりである。学力以上にばたぐるって点をあげている生徒がいたり、きわめて優秀な文章を書くものの全体的なテストの成績はとびぬけてよいわけではない生徒もいる。
 もし私が、ひと学年から生徒を選抜してさらに何かの試験に臨ませるとしたら、過去の試験の結果だけで決めない。目の前の試験の結果よりも、本来の学力(素質・能力)を重視する。
 だから、巻選手が選ばれたのは驚きだった。
 とはいえ、才能はあるけれども学習を怠りがちな生徒と、素質はいまいちだが一生懸命やってきて成績を着実にあげてきた生徒と、どちらが可愛いかと言われれば、当然後者である。努力家を教師は好くのである。
 ほとんど望みがないと言われているにもかかわらず、全力でプレーした巻選手のことをジーコ監督が認めたのは、それはそれでわかる。
 オシム監督は、代表の試合から帰ってきた巻選手を翌日のナビスコカップですぐに使った。
 最初は、オシム監督は巻が代表に選ばれないと思っているのだなと考えた。ところが、巻選手が選ばれてみると、そこがオシム監督の深謀だったと気づいた。
 状態が不良の久保選手に比べて、巻選手が頑強であることは取り柄として主張できるところである。骨折から復帰した柳沢選手も選ばれるとなると、フォワードの選手の怪我が心配である。
 巻のよさをアピールするために、オシム監督はあえて巻選手を強行して使ったのであろう。

補記:ずいぶん前になりましたが、W杯選手選考をとりあげます。スポーツニュースはすぐに載せないと鮮度が落ちますね。試験の結果が学力という考え方もあるわけで、たとえ話としてわかりにくかったかもしれません。

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