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2006年5月17日 (水)

校正畏るべし

 たいへん使い古された地口に「校正畏るべし」がある。写植からフロッピー入稿にかわった現在でも、原稿が変な風に組まれることが、よくある。油断はできない。
 校正が出版の最後の砦である。
 最初の論文が掲載されたさいに、フロッピーを要求することなく、むこうがわざわざ原稿を入力してくれたようで、ゲラの時点で誤植が多かった。にもかかわらず、私もまだ校正のおそろしさをわかっていなかったので、いいかげんに校正を済ませたところ、印刷物になったあとに、残っているかずかずの誤記に気づいて青くなった。抜刷は修正して配ればよいが、雑誌でしか論文を読まない人へはどうしようもない。以後、校正は熱心にやっている。
 知人が初校のゲラに思いっきり手直しをしているのを見たことがあるが、私の場合、ゲラの時点で内容を変えることはまずない。植字工に迷惑をかけるというのもあるが、ゲラがきているときは、いったん内容から頭が離れてしまって、もう深く考えられないことが大きい。
 実を言うと、校正はたいへん苦手である。音読する、最後の頁から読んでいくなどがなかなか有効だと思うが、それでも完璧は難しい。

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