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2006年2月16日 (木)

総合学習と現代国語

 あたらしく導入された総合学習では、試験でたくさんの文章を書かせることが多い。試験監督のさい、私が現代国語を教えている生徒が、そういった試験問題でうまく答案がかけないのを見ると、現代国語の教師として責任を感じた。
 その一方で、採点基準があやふやなままに、総合学習の試験問題を作成している教員も少なくないのではないか。監督後、問題作成者の先生にどう書いたら点になるのですかと質問したところ、何か書いてあれば点をあげますよと答えられたのには、がっかりした。
 問題となっている事柄を正確に把握し、それに対する意見を論理的に組み立てることが出来ているかを判断すべきである。また、誤字脱字、日本語になっていない変な文章を書いていないかも、きちんと調べなければならない。
 現代国語の採点など、感覚(フィーリング)でしているように思うかもしれない。しかし、あらかじめ採点基準が用意してある。そして、集めた全部の答案を見て、配点を変えたり、一部を甘くしたりすることなど、採点基準に修正を加えてから採点する。最後に、すべての答案を見直し、同じことを書いても、与えた点数が違うということがおきていないか確認する。こういった手順は、すべての科目について共通するだろう。
 先の教師のような採点は、生徒の努力をどぶに捨てる行為である。総合学習は、調べたり、報告したり、という要素が大きいのだが、もしできるものなら、国語の授業や教師と連携して、論理的な文章の書き方を教えるほうがよい。国語の授業でそういったことをやりたいと思うのだが、時間不足でできないのである。

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