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2006年1月10日 (火)

買物はナンバー2に

 買物は非常に難しい。芝居の仕込みの現場から急遽なにかを調達しなければならない場合に、使える部下(あるいは仲間)のうち二番目の腕利きを派遣することに私は決めていた。一番の腕利きは現場に残しておきたいが、必要な品が現場のどこにつかわれて、どんな品であるべきで、どれほどの分量が必要かをきちんと理解できる人間でないと買物はつとまらないので、結果としてナンバー2を送ることになる。
 友人Nが舞台監督をやっている仕込みに、私がいた劇団の演出家Dさんと私とで顔を出したときに、買物を任された劇団の若い役者が、ふてくされたように「**は売っていませんでした」とNに報告した。Nはああそうと言っただけだったが、Dさんは(知り合いの舞台監督の)Hさんだったら怒鳴っているぞとあとで私に言った。私は、つかえない奴を買物に出すNが悪いと思っていたので、黙っていた。
 そういえばNが劇団に入りたての頃に、その恐いHさんにビニールテープを買ってくるように頼まれて、ラインテープみたいなのを買って、「これだから素人は」とだけ言われた話を思い出した。

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