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2006年1月21日 (土)

冗談がお上手

 もう十年以上前の話になるが、何人かの芝居関係者との会話の中で「ロゼワインってどうやって作るの」という疑問をある女の子がもちだしたときに、すかさず「赤ワインと白ワインを混ぜて作るんだよ」と答えた。すると、脇にいた女の子が「あら、冗談がお上手」と言った。
 ロゼワインが赤ワインと白ワインを混ぜて作るという知識は、お酒のことに大変くわしいIさんから聞いたもので、私のIさんへの信頼もあって、そのことをゆめゆめ疑ったことがなかった。が、「冗談がお上手」からすれば、それは違うらしいと察した。
 しったかぶりをすることは、恥ずかしいので、内心冷や汗をかいたが、それ以上話は深くならずにすんだ。
 あとで、調べたところ、ロゼにはつくり方が三通りあって、赤と白をまぜるやり方の外に、普通のワインを作るのに近いやり方、セニエ法(赤ワインのつくり方に近い)と直接圧搾法(白ワインのつくり方に近い)があることがわかった。
 いちおう、嘘をいったのではないことがわかってほっとしたが、この「あら、冗談がお上手」というのはきつく印象づけられた。
 最近になって、生涯に一度は使ってやろうと、「『子供』と書くと、子どもの人権侵害」などとおっしゃる先生(いるとはよく聞くが見たことがないのは都市伝説か)でもあらわれないかと待ちかまえている。

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