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2006年1月19日 (木)

年賀状

 若い頃は、年賀状とは親交の深い人たちに出すものだと思っていた。日頃の付き合いが薄いのに、年賀状を出すなんてねぇという感覚だった。
 ここ何年の間に、埼玉に引っ越してきたり、学籍が切れたりと、いろいろな面で社会から遠ざかってくると、もう何年もあっていないのに、年賀状だけはやりとりするという相手が多くなった。
 夏目漱石の『道草』に疎遠な相手に対して、「ことによると、良人(うち)では年始状位まだ出してるかも知れないよ」という表現があったのだが、年賀状とはそういったものだとわかってきた。
 一年に一枚の年賀状でかろうじてつながっている縁というのも面白い。
 今年は、郵便局の都合か、三が日よりあとの年賀状は十日にまとめてきた。それまでの年賀状が少ないので、とうとうオレも見限られるようになったかと、かなり拗ねていた。幸い、心のこもった年賀状をいただいたので、気持ちはだいぶん落ち着いた。

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