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2005年11月14日 (月)

高所恐怖症

 私は高所恐怖症である。芝居をやっていた頃は、仕掛をつけたり照明を合わせたりと、きわめて頻繁に、脚立に登ったり、照明を吊る葡萄棚に登ったりしていたので、高さにかなり慣れた。
 とはいうものの、高所恐怖症とは生得のもので、いくら慣れたと思っていてもいざというときに恐怖感が生じるとは、スタッフの間では信じられていたことである。また、二百、三百メートルといった現実離れした高さよりも、五、六メートルといったちょっとした高さの方が、恐怖心をいだくと言われていた。私としては、どの高さでも怖さと無縁でないのだが。
 さて、芝居に関わるのをやめて(劇場バイトも含めて)、高所に登らなくて済むようになって、七年目になるが、かつて得た高所への慣れは完全に失われてしまった。妻や息子は高いところが平気だが、私は全然ダメで、妻から笑いものにされている。高所の作業もなんのそのといった昔を説いても信じてもらえまい。

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