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2005年10月17日 (月)

あえてテンションを下げる

 文章を書くことに取りかかるとき、昔はテンションをあげてから始めていた(テンションをあげるは外来語が入るがむかし使っていた芝居の用語でどうしても言い換えられない)。気持ちを上向きにするために、コーヒーを飲んだりすることもあった。
 しかし、今はテンションの下がったところで書いた方が、いい文章が書けると思っている。気持ちが落ち着いたところで、冷静に書き始めたほうがよい。テンションをあげて書くと、自動車の速度の出し過ぎみたいで危ない。大事なことを見逃しかねない。表現も同じ言葉が何度も出たり、「ということなのである」といった冗漫な表現を使いかねない。「筆」がすべりすぎるのである。
 今は紅茶に戻ったが、一時期は白湯を湯飲みに一杯飲みつつ、他人の書いた、私と全く専門分野が違う論文を読み、その一言一言がしっかり頭に入るようになってから、書くことにとりかかっていた。

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