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2005年6月30日 (木)

「前科者」の発想

  いささか旧聞に属するが、あびる優という女優がテレビ番組内で過去に自身が行った窃盗を暴露し、視聴者の抗議によって謹慎するという事件があった。テレビのことは、全く詳しくないので、当初は山田優のことだと思っていた。なお、妻は、山田優のことを篠原涼子だと長い間思っていた。訂正するのは簡単だが、最近の女優に詳しいのも痛くもない腹を探られるので、すっとぼけていたが、ようやく別人であることに気がついたようである。とはいえ、五十歩百歩だった。
 それはさておき、あびる優の事件のあと、暴走族上がりだったりもっと悪いことをしていたやつらがいっぱいいるという言説が、散見した。が、これはあんまりだと思う。たとえば宇梶剛士は暴走族上がりだが、少年院にも入っているし、立派に更正して今の役者の仕事をしているのである。何か罪を犯した場合に、きちんと処罰をうけて、つとめを終えた人間と、つかまらなかったことをいいことに知らぬ顔をしている人間とが同じ基準で扱われるのは、納得がいかない。
 ひとしなみに過去はこうだったと論じるのは、「前科者」の発想である。

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