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2005年6月 9日 (木)

目を見て話さないあるいは独り言

 韓国から来た女性の研究者によると、日本人は目を見て話さないという。そういえば、私もあまり目を見て話さない。子どもの頃はちゃんと目を見て話をしていた気がする。大学二年生の頃に、同学年の女子学生と口論して(というよりほとんど一方的に罵られた挙句)、「ちゃんと目を見て話なさいよ」と言われたことにかなり腹を立てた思い出があるので、もうそのころから目を見て話さなかったのだろう。韓国の女性研究者に言われた後に、二人で立って話をしているときに、私は一体どこを見ているか意識してみた。どうやら、ちょっと目を合わせたあとは、斜めに目をそらしていて、時折視線を元にもどしているらしい。それ以降、できる限り目を見ながら話そうとはするもののまだ上達していない。
 そういう状態なので、こちらとしては会話のつもりで話していても、独り言と思われることが多いらしい。困ったことに、もともと独り言が多いので混乱に輪をかけることとなっている。責任を他人のせいにするわけではないが、母が独り言をよく言うので、変なことだと思っていなかった上に、一人暮らしが長かったので、すっかり癖になってしまった。
 こういった気味の悪いことを他人に言う露悪趣味があるのだが(このブログ記事だってそうです)、「あら、私だってよくありますわ。きょう寝坊して、目覚まし時計見て、うそって言ってしまいましたわ」とか言ってうまく切抜ける人は稀で、下手するとそこで会話がとぎれてシーンとなってしまい、自ら招いた状況とはいえ、バツが悪いものである。

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