« カタカナ語の厄介さ | トップページ | 洗顔料のスクラブ »

2005年6月 1日 (水)

なくさない傘

 昔は深酒したので、外で飲むと傘をよく忘れた。飲み屋をはしごしているうちにどこかに置いてきてしまうのである。しかし、なかなか忘れない傘があった。昔付き合った女性の傘で、別れ話の時、私が持っていたのでそのまま私の手元に残ったのであった。もともと私の物だった傘は、その帰り道に、腹立ちまぎれに道にたたきつけたので、結果として昔付き合った女性の傘だけが残った。ちょっと小ぶりなので女性用だとわかるのだが、色や柄は男性が使っても問題がないものだったのと、貧乏で他の傘を持っていなかったので、しょうがなく使うことにした。しかし、やはり嫌なので新しい傘を買うのだが、それは買って間もないうちに酔ってなくしてしまうのである。ところが、因縁の傘は、なぜか酔ってもなくさないのである。そういうわけで、新しい傘をいくつか失った後、一年ほどその傘を使っていたと思うが、あるときかなり深酒して、とうとうその傘もなくしてしまった。どの店に忘れたか目星はついていたが取りには行かなかった。かなりせいせいした。

|

« カタカナ語の厄介さ | トップページ | 洗顔料のスクラブ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/103175/4361364

この記事へのトラックバック一覧です: なくさない傘:

« カタカナ語の厄介さ | トップページ | 洗顔料のスクラブ »