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2005年5月 9日 (月)

間違いを訂正するか

 教師も人間であるから、時には間違ったことを教える。あとになって、それに気づくが、さてそれを生徒に教えた方がよいものか。生徒は教わった時点で気づかないだけではなく、教わったことすら忘れていることも多々あるので、特に訂正をしなくても問題がない場合が多い。むしろ訂正をされても、何を訂正されたのかすら理解できず、間違いを教えるような拙い教員に自分が教わっているのだということだけ把握する。間違ったことを教えた時間は無駄であり、その訂正にかかる時間は、正しいことをそのまま教えるのよりもかかっている。損得から言えば、教室で誤ったことを教えても訂正はしないほうがよい。
 こういったことは頭では理解しているものの、私は間違いを教えたら訂正しなければ気が済まない。私が尊敬している先生方も、間違いを言った場合はきちんと後日訂正しているからというのもあるし、なにより学者としての良心にもとると思う。間違いを訂正しないのであれば、もはや学者ではあるまい。自己の非を認めるのはつらいことだが、やらねばならないのである。

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